827                                                    「あかしの石」

―最も重要な預言A~暗黒から光明へd

~ミラーの組織的聖書研究―
「聖書は、すべて神の霊感を受けて書かれた
 ものであって、人を教え、戒め、正しくし、
 義に導くのに有益である」
テモテ第二3-16

しかし、彼の無信仰な友人たちは、彼自身が
しばしば聖書の権威に対して抱いたあらゆる
議論を吹きかけてくるのに、後れをとらなか
った。そのとき彼は、それらに答えることが
できなかったが、しかし、聖書が神の啓示で
あるならば、そこに矛盾はないはずであると
考えた。また、聖書は人を教えるために与え
られたものであるから、人間の理解にふさわ
しいものであるに違いないと考えた。彼は、
自分で聖書を研究して、一見矛盾と思われる
ものを調和させることができないか、確かめ
ようと決心した。

 彼は、すべての先入観を捨てようと努め、
注解書を用いないで、欄外の引照とコンコー
ダンス
(用語索引)を参考にして、聖句と聖句
とを比較した。彼は、規則正しく組織的に研
究を続けた。まず創世記から、一節ずつ読ん
でいき、数節の意味が、なんの疑念もなくは
っきり理解されるまでは先に進まなかった。
何か不明瞭なところがあると、彼は、その問題点に関係があ
ると思われる他の聖句を全部比較してみるのであった。すべ
ての言葉は、その聖句の主題に対して適正な意味を持つもの
とし、もし彼の見解が、すべての関連した聖句と一致するな
らば、それで問題は解決するのであった。こうして彼は、理
解することが困難な聖句に当面すると、聖書の他のところに
その説明を見いだした。
彼が神の光を求めて、熱心
に祈りつつ研究していったときに、これまで
不可解と思われていたところが明らかにされ
た。
 各時代の大争闘 p4~5