94                                                       「あかしの石」

―最も重要な預言E
           ~2300の朝夕」の預言b
「人の子よ、悟りなさい。この幻は終りの時
 にかかわるものです」 

  ダニエル書8-17

ミラーは、新たな、そしていっそうの熱心さ
をもって、預言の研究を続け、今や驚嘆すべ
き重要性と尽きない興味にあふれていると思
われる問題の研究に、日夜没頭した。彼は、
2300日の起算点の手がかりを、ダニエル書8
章には見つけることができなかった。天使ガ
ブリエルは、幻をダニエルに理解させるよう
に命令されてはいたが、彼に、部分的説明し
か与えていなかった。教会にふりかかる恐ろ
しい迫害が、預言者の幻に展開されたときに、
ダニエルは体力が衰えてしまった。彼はもう
耐えられなくなり、天使は、しばらく彼を離
れた。ダニエルは、「疲れはてて、数日の間病
みわずらった。」「しかし、わたしはこの幻の
事を思って驚いた。またこれを悟ることがで
きなかった。」

 しかし神は、「この幻をその人に悟らせよ」と
天使に命じておられた。この命令は遂行されね
ばならなかった。天使は、それに従って、しば
らくたったときに、ダニエルのところにもどっ
て、「わたしは今あなたに、知恵と悟りを与え
るためにきました。」「ゆえに、このみ言葉を考
えて、この幻を悟りなさい」と言った
(ダニエル
8-27169-222324~27)

8章の幻のなかで、重要な点が一つ説明されてい
なかった。それは、時、すなわち
2300日の期間
に関するものであった。それゆえに天使は、再
び説明を始めるにあたって、主に時の問題に関
して述べた。
    各時代の大争闘 p11~12