910                                                     「あかしの石」

―最も重要な預言G~預言の成就b

2300の夕と朝の間である。そして聖所は清められてその
 正しい状態に復する」    
 ダニエル書8-14

「彼はその週の半ばに、犠牲と供え物とを廃するでしょう。」
紀元
31年、われわれの救い主は、そのバプテスマから3年半
の後に十字架にかかられた。カルバリーにおいてささげられ
た大いなる犠牲によって、
4000年の間神の小羊を指し示して
きた犠牲制度は終わった。型は実体と出会い、儀式的な制度
のあらゆる犠牲と供え物は、そこで終わるのであった。 ユ
ダヤ人のために特に定められた
70週、すなわち490年は、こ
れまで見てきたように、紀元
34年で終わった。ユダヤ国民は、
その時、サンヒドリンの決議によって、ステパノを殉教させ、
そしてキリストの弟子たちを迫害することにより、福音の拒
否を決定的なものにしてしまった。それ以後、救いのメッセ
ージは、もはや選民に限られることなく、全世界に伝えられ
た。迫害のためにエルサレムを逃げなければならなくなった
弟子たちは、「御言葉を宣べ伝えながら、めぐり歩いた。」「ピ
リポはサマリヤの町に下って行き、人々にキリストを宣べは
じめた。」ペテロは、神に導かれて、カイザリアの百卒長、神
を敬うコルネリオに福音を伝えた。また、キリストに対する
信仰へと導かれた熱心なパウロは、「遠く異邦の民へ」福音を
伝える任命を受けた
(使徒行伝8-4522-21)

 ここまで、預言に指示されたことはみな、驚くばかりに
就した。そして
70週が紀元前457年に始まり、紀元34年に終
わることが、疑いの余地なく確定した。この年代から
2300
の終わりを見いだすことは、難しいことではない。
70週、す
なわち
490日が2300日から切り取られると、あとに1810
が残る。
490日が終わったあとで、1810日もまた成就する
はずであった。紀元
34年から1810年たてば、1844年にな
る。この大いなる預言の期間が終わったところで、
「聖所は
清められる」と神の天使はあかししたのである。こう
して、
聖所の清め――それはキリストの再臨の時に起こるも
のと、
ほとんどすべての人が信じていた――の時が、はっき
りと
指示された。      各時代の大争闘
p15~16