912                                                     「あかしの石」

ー最も重要な預言H~驚くべき結論b
「わたしはあなたの救を慕います」
            詩篇119~174 

(~つづき)わたしが前にみ言葉のなかに見い
だした矛盾と不調和は消え去った。そして、
十分に理解したとは思わないところも数多
くあったが、しかしそれでも、聖書から多
くの光が出て、かつては暗かったわたしの
心を照らしたので、わたしは今まで想像す
ることもできなかった喜びを、聖書の研究
から感じたのであった。」

 「このような重大な事件に関する預言が聖
書に記され、それが、短期間のうちに成就
するという厳粛な確信を抱いたとき、大き
な力でわたしに迫った問題は、わたし自身
の心を動かした証拠を前にして、わたしが
世界に対して負っている義務に関するもの
であった。」彼は、受けた光は他の人々に伝
えなければならないと感じずにはおれなかっ
た。彼は、不信仰な人々の反対を受けること
は予期したが、しかしすべてのクリスチャン
は、自分たちが愛すると公言している救い主
に会うという希望を、喜ぶに違いないと彼は
確信した。
彼が恐れたただ一つのことは、多くの人々が、
輝かしい救済がこんなにも早く完成されることを喜ぶあまり、
真理の表明に際し、十分に聖書を調べもせずに教理を受け入れ
るのではないかということであった。そこで彼は、自分が誤り
に陥り、他の人々をも誤らせはしないかと恐れて、他の人々に
伝えることをためらった。こうして彼は、到達した結論を支持
する証拠をもう一度検討し、彼の心に浮かぶあらゆる反対意見
を注意深く吟味した。ちょうど太陽の光に照らされる霧のよう
に、反対意見は、神の言葉の光に照らされて消えるのであった。
こうして
5年間が経過し、彼は、自分の見解の正確さについて十
分な確信を抱いた。    
各時代の大争闘 p18~19