913                                                     「あかしの石」

―最も重要な預言I~伝道への召しa
「それゆえ、人の子よ、わたしはあなたを立
 てて、イスラエルの家を見守る者とする。
 あなたはわたしの口から言葉を聞き、わた
 しに代って彼らを戒めよ」
エゼキエル書33-7

そして今や、聖書に明らかに教えられている
と彼が信じたことを、他の人々に伝えなけれ
ばならないという義務が、新たな力をもって
彼に迫った。彼は次のように言った。「わたし
が自分の仕事をしようとすると、『行って、
世界にその危険を告げよ』という声が、常に
わたしの耳にひびいた。わたしは、いつも次
の聖句を思い出した。『わたしが悪人に向かっ
て、悪人よ、あなたは必ず死ぬと言う時、あな
たが悪人を戒めて、その道から離れさせるよう
に語らなかったら、悪人は自分の罪によって死
ぬ。しかしわたしはその血を、あなたの手に求
める。しかしあなたが悪人に、その道を離れる
ように戒めても、その悪人がその道を離れない
なら、彼は自分の罪によって死ぬ。しかしあな
たの命は救われる』
(エゼキエル書33-89)
悪しき人々に対して十分に警告を発するならば、
多くの者は悔い改めるだろう、そして、もし警
告しないならば、彼らの血がわたしの手に求め
られるだろう、とわたしは感じた。」

 彼は、だれか牧師がその趣旨を認めて、宣教のために献身する
ように祈りながら、機会を見ては、彼の見解を個人的に語り始め
た。しかし、自分で警告を発する義務があるという確信を、払い
のけることはできなかった。「行って、それを世界に語れ。わたし
は、彼らの血をあなたの手に求める」という言葉が、彼の心にくり
返し響いた。
9年間彼は待った。彼の心の重荷はなお
も彼に迫り、ついに
1831年、彼は初めて公に自分
の信仰を説明した。  
  各時代の大争闘 p19