923                                                     「あかしの石」

―最も重要な預言O~使命宣布と嘲笑非難b
「人の子の現れるのも、ちょうどノアの時
 のようであろう。すなわち、洪水の出る
 前、ノアが箱舟にはいる日まで、人々は
 食い、飲み、めとり、とつぎなどしてい
 た。そして洪水が襲ってきて、いっさい
 のものをさらって行くまで、彼らは気が
 つかなかった。人の子の現れるのも、そ
 のようであろう」
   マタイ24-37~39

キリストは、再臨に関しても同様の不信が
あらわされるであろうと言われた。ノアの
時代の人々が、「洪水が襲ってきて、いっ
さいのものをさらって行くまで、彼らは気
がつかなかった」ように、「人の子の現れる
のも、」そのようであろうと救い主は言われ
(マタイ24-39)。神の民と称する人々が、
世と結合し、世の人々のように生活し、禁
じられた快楽を彼らとともにしているとき、
世俗のぜいたくが教会のぜいたくとなり、
結婚の鐘が鳴りひびき、すべての者が、世
俗の繁栄が長年にわたって続くと思ってい
るそのときに、突然、いなずまが天からき
らめくように、彼らの輝かしい幻とむなし
い望みとは、消えさるのである。

 神は、洪水が来ることを世界に警告する
ためにしもべを送られたように、最後の審
判の切迫を知らせるために、使者を選んで
つかわされた。そして、ノアの時代の人々
が、義の宣伝者の予告を軽べつしてあざ笑
ったように、ミラーの時代においても、多
くの者が、いや神の民と称する人々でさえ、
彼の警告の言葉をあざ笑ったのである。

        各時代の大争闘 p28~29