927                                                     「あかしの石」

―最も重要な預言Q~預言書研究の重要性b―
この預言の言葉を朗読する者と、これを聞いて、その中
 に書かれていることとを守る者たちとは、さいわいである。
 時が近づいているからである
」   黙示録1-3

「その中に書かれていることを守る者たち。」
黙示録に記されている警告や教えに注意しようとしない者が
多い。このような人々は、約束された祝福を受けることがで
きない。
預言の諸問題をあざ笑い、そこに厳粛
に示された象徴を嘲笑する者、また、生活を
改めて人の子の再臨の準備をすることを拒む
者は、みな祝福を受けることができない。

のような聖書の証言がある以上、黙示録は人間の理解を超え
た神秘なものであるなどと、どうして教えることができよう。
それは啓示された神秘であり、開かれた書である。黙示録の
研究は、ダニエル書の預言に心を向けさせる。この両書は、
世界歴史の終末に起きる諸事件について、神からの最も重大
な教えを与えている。

 ヨハネは、教会が経ていくさまざまの興味深い場面を見せ
られた。彼は、神の民の立場、危険、争闘、そして最後の救
済を見た。彼は、地の収穫を実らせる最後の使命を記録して
いる。人々は天の倉に収められる穀物になるか、それとも、
滅びの火で焼かれる束になるかである。非常に重大な問題が
彼に示された。それは、特に最後の教会に対するものであっ
て、誤りを捨てて真理を信じる者に、彼らが出会う危険と闘
いに関して教えるためのものであった。
地上に起ころう
としている事件について、だれも無知である
必要はないのである。

 それでは、一般の人々はなぜ、聖書の重要な部分に対して、
このように無知なのであろうか。なぜ、人々は一般にその教え
を研究するのをいやがるのであろうか。それは、暗黒の君が、
自分の欺瞞を暴露するものを、人々から隠そうとする巧妙な策
略の結果である。そのために、啓示者であられるキリストは、
黙示録の研究に対する戦いを予見して、預言の言葉を読み、聞
き、守るすべての者に、祝福を宣言されたのであった。 
各時代の大争闘 p32