4月24日                           「あかしの石」
初代文集―
 経験と幻
                 Ellen G. White
 わたしが、家庭の礼拝で祈っていたときに、聖霊が
わたしにくだった。そして、わたしは、暗い世界から、
高く高く上にのぼっていくように感じた。わたしはふ
り向いて、地上にいる再臨信徒たちを捜したが、見つ
からなかった。すると、「もう一度見なさい。もう少
し上を見なさい」という声が聞こえた。それでわたし
が目をあげてみると、地上のはるか上の方に、まっす
ぐな狭い道がかかっていた。この道の上を、再臨信徒
たちは、都に向かって旅していた。都は、その道の向
こうの端にあった。道のはじめに、明るい光があって、
彼らを後ろから照らしていた。あれは夜中の叫びです
と、天使がわたしに言った。この光が、道をずっと照
らし、彼らがつまずかないように、足もとを明るくし
ていた。もし彼らが、彼らのすぐ前にいて彼らを都に
導いておられるイエスに目をとめていれば、彼らは安
全であった。しかし、やがて、ある者たちは疲れてき
て、都はまだ遠い、もっと早く都に入れると思ってい
た、と言った。するとイエスは、その輝く右手をあげ
て、彼らを励まされた。彼のみ手から光が流れ出て、
再臨信徒の一団の上に照りわたり、彼らは、「ハレル
ヤ!」と叫んだ。他の者たちは、無分別にも彼らの後
ろの光を拒んで、自分たちをここまで導いてきたのは
神ではない、と言った。彼らの後ろの光は消えて、彼
らの足もとは真っ暗になった。そして彼らは、つまず
き、目標とイエスとを見失って、道から暗い邪悪な地
上へと
落ちていった。やがてわれわれは(付録参照)、
多くの水の音のような神の声を聞いた。その声が、イ
エスの再臨の日と時とをわれわれに知らせた。144000
の生きている聖徒たちは、その声を知って理解したが、
悪人たちは、それを雷鳴と地震だ思った。神は時を告
げられたときに、われわれに聖霊を注がれた。それで、
われわれの顔は、モーセの顔が、シナイ山から下りて
きたときに輝いたように、輝きはじめた。
 144000の人々は、みな印せられ、完全に一致してい
た。彼らの顔には、神、新エルサレムと書かれ、そし
て、イエスの新しい名がついた輝く星が書かれていた。
悪人たちはわれわれの幸福な聖い状態を見て激怒し、
荒々しく襲いかかってわれわれを捕え、投獄しようと
したが、われわれが主の名によって手を伸ばすと、彼
らはどうすることもできずに倒れてしまった。そのと
き、サタンに属する人々は、互いの足を洗いきよい接
吻をもって兄弟たちとあいさつをかわすことができる
われわれを神があいしておられたことを知って、われ
われの足もとに伏して礼拝した。
                    p62~64