5月16日                            「あかしの石」
初代文集―
 経験と幻
                 Ellen G. White
 われわれは、進んで行く途中で、辺りの栄光をなが
めている一団の人々に出会った。わたしは、彼らの着
物の縁が赤いのに気づいた。彼らの冠は輝かしく、彼
らの衣は純白であった。われわれが彼らにあいさつを
したときに、わたしは、彼らがだれなのかをイエスに
尋ねた。彼らはイエスのために殺された殉教者たちで
あると、イエスは言われた。彼らと一緒に数えきれな
いほどの子供たちがいた。彼らの着物の縁も赤かった。
シオンの山はわれわれのすぐ前にあった。そして山の
上には輝かしい神殿があった。その周りには、ほかに
七つの山があって、バラやユリが生えていた。子供た
ちがのぼったり、あるいは、飛びたければ、彼らの小
さい翼を使って山々の頂上に飛んで行ってしぼむこと
のない花を摘んだりするのをわたしは見た。神殿の周
りには、あらゆる種類の樹木が生えていて、その場所
を美しくしていた。からまつ、すずかけ、いとすぎ、
オリーブ、ミルトス、ざくろなどがあり、いちじくは、
ちょうど実った実の重みで枝が垂れ、これらの木々が
あたり一帯を美しくしていた。われあwれが聖なる神
殿に入ろうとすると、イエスあh、麗しい声をあげて
「十四万四千人の人々だけが、ここに入ることができ
る」と叫んだ。
                    p69~70