7月3日                            「あかしの石」
初代文集―
 経験と幻
                 Ellen G. White
「両親は答えて言った、『これがわたしどものむすこ
であること、また生まれつき盲人であったことは存じ
ています。しかし、どうしていま見えるようになった
のか、それは知りません。また、だれがその目をあけ
て下さったのかも知りません。あれに聞いて下さい。
あれはもうおとなですから、自分のことは自分で話せ
るでしょう』。両親はユダヤ人たちを恐れていたので、
こう答えたのである。それは、もしイエスをキリスト
と告白する者があれば会堂から追い出すことに、ユダ
ヤ人たちがすでに決めていたからである。彼の両親が
『おとなですから、あれに聞いて下さい』と言ったの
は、そのためであった。そこで彼らは、盲人であった
人をもう一度呼んで言った、『神に栄光を帰するがよ
い。あの人が罪人であることは、わたしたちにはわかっ
ている』。すると彼は言った、『あのかたが罪人であ
るかどうか、わたしは知りません。ただ一つのことだ
け知っています。わたしは盲であったが、今は見える
ということです』。そこで彼らは言った、『その人は
おまえに何をしたのか。どんなにしておまえの目をあ
けたのか』。彼は答えた、『そのことはもう話してあ
げたのに、聞いてくれませんでした。なぜまた聞こう
とするのですか。あなたがたも、あの人の弟子になり
たいのですか』。」
                 ヨハネ 20- 27
                      p84