8月15日                            「あかしの石」
初代文集―
 経験と幻
                 Ellen G. White
  その後の幻

 1847年、メイン州トプシャムで、兄弟たちが、安息
日に集まっていたときに、主はわたしに次のような幻
をお与えになった。
 われわれは、いつもとは異なった特別の祈りの霊を
感じた。そして、われわれが祈っていると、聖霊がわ
れわれの上にくだった。われわれは非常に幸福であっ
た。まもなく、わたしは地上の事柄から離れて、神の
栄光の幻に包まれた。わたしはひとりの天使が、速や
かにわたしの方に飛んで来るのを見た。彼は、わたし
を地上から聖なる都へ速やかに連れて行った。わたし
は都の中に神殿を見て、その中に入って行った。わた
しは入り口を通って行って、第一の幕の所に来た。こ
の幕があげられて、わたしは聖所の中に入った。ここ
に香壇と七つのともしびがついた燭台と供えのパンを
置いた机とがあるのをわたしは見た。聖所の栄光を見
たあとで、イエスは第二の幕をあげて下さった。そし
て、わたしは至聖所に入った。
 わたしは、至聖所で箱を見た。それは上も横も純金
でおおわれていた。箱の両側に美しいケルブが立って
いて、箱の上にその翼を広げていた。彼らは互いに向
き合い、下の方を見つめていた。天使たちの間に黄金
の香炉があった。箱の上の方の天使たちが立っている
所に、非常に明るい栄光が輝いていて、それは神がお
られるみ座のように見えた。イエスは箱のそばに立っ
ておられた。そして、聖徒たちの祈りが彼の所にのぼっ
てくると、香炉の中の香が煙って、彼は香の煙ととも
に彼らの祈りを彼の父にささげられるのであった。箱
の中には、マナの入った
金のつぼと、芽が出たアロン
の杖と、書物のようにたたまれた石の板とがあった。
(つづきます)
                    p90~92