9月15日                            「あかしの石」
初代文集―
 経験と幻
                 Ellen G. White
 わたしは、地上でなすべき働きを持っていた四人の
天使たちが、その働きを成し遂げる途中にあるのを見
た。イエスは祭司の衣をまとっておられた。彼はあわ
れみの情をもって残りの民をごらんになった。それか
ら、両手をあげて、深いあわれみのこもった声で、「わ
たしの血、父よ、わたしの血、わたしの血!」と叫ば
れた。すると、白い大きなみ座に座っておられる神か
ら、非常に輝かしい光がでてきて、イエスのまわり一
面を照らすのを、わたしは見た。それから、イエスか
らの任務を帯びた一人の天使が、地上でなすべき働き
を持っていた四人の天使たちの所に、速やかに飛んで
いって、手に持った何かを上下に振って、大声で、「神
のしもべたちの額に印が押されるまで、待て、待て、
待て!」と叫ぶのを、わたしは見た。
 わたしは、わたしと一緒にいる天使に、わたしが聞
いたことの意味と、四人の天使が何をしようとしてい
るのかを尋ねた。彼は、わたしに、諸勢力を制してお
られるのは、神であって、神が地上のことに関して、
天使たちに任務を与えておられるのであると言った。
また四人の天使たちは、四方の風を引き止める力を神
から与えられていて、今にも風を吹かせようとしてい
たが、彼らが手をゆるめて、四方の風が吹き始めよう
としたときに、あわれみ深いイエスの目が、まだ印さ
れていない残りの民をごらんになって、彼は天の父に
向かって手をあげて、ご自分が彼らのために血を流さ
れたことを訴えられたのだと言った。そこで、もう一
人の天使が、四人の天使たちのところに速やかに飛ん
で行く任命を受けた。そして、神のしもべたちが生け
る神の印を彼らの額に押されるまで、引き止めるよう
にと彼らに命じたのであった。
                    p99~100