9月16日                            「あかしの石」
初代文集―
 経験と幻
                 Ellen G. White
  神の民に対する神の愛
 わたしは、神の民に対して、神が持っておられるや
さしい愛を見たが、それは非常に大きなものである。
わたしは、天使たちが、聖徒たちの上に翼をひろげて
いるのを見た。一人一人の聖徒には天使が付き添って
いた。もし聖徒が失望して涙を流したり、あるいは危
険に陥ったりすれば、いつも彼らに付き添っている天
使たちは、すぐに天に飛んでいってそのことを知らせ
る。都の中の天使たちは歌うことをやめる。するとイ
エスは、別の天使に下って行って彼らを励まし、見守
り、狭い道からそれないように彼らを保護することを
お命じになる。しかし、もし彼らがこれらの天使たち
の注意深い保護に心をとめず、さ迷いつづけるならば、
天使たちは、悲しそうな顔をして涙を流す。彼らは、
このことを天に知らせる。すると、都の中のすべての
天使たちは涙を流し、大きな声で「アーメン」という。
しかし、もし聖徒たちが彼らの前にある報賞に目を向
けて、神を賛美して、神に栄光を帰するならば、天使
たちは、この喜ばしい知らせを都にたずさえていく。
すると、都の中の天使たちは、黄金の立琴をかなでて、
大声で「ハレルヤ!」と叫び、天空は彼らの美しい歌
に鳴り響くのである。
 聖なる都には、完全な秩序と調和とがある。地上を
訪れることを命じられた天使たちはみな、黄金のカード
を持っていて、彼らが出入りするときに、それを都の
門のところにいる天使たちに見せる。天国よいところ
である。わたしはそこへ行って、わたしのために生命
をお与えになった愛するイエスを仰ぎみて、彼の栄光
のお姿に変えられることを熱望する。ああ、来るべき
輝かしい世界の栄光を表現する言葉がないものだろう
か。わたしは、われわれの神の都を喜ばせる生きた水

の流れを渇望する。
                   p100~101