10月20日                            「あかしの石」
初代文集―
 経験と幻
                 Ellen G. White
  2300日の終わり
 わたしは御座を見た。そして、その上には父なる神と御子
が座っておられた。わたしは、イエスのお顔をじっと見つめ
て、彼の美しい姿を賛美した。わたしは、父なる神のお姿を
見ることはできなかった。それは、栄光に輝く雲が、神をお
おっていたからである。わたしは、父なる神が、イエスご自身
と同じような姿をしておられるかを、イエスにたずねた。イエ
スは、同じ姿であると言われた。しかし、わたしは、その姿を
見ることができなかった。「もし あなたが神のお姿の栄光を
見たならば、生きていることはできない」とイエスが言われた
からである。わたしは御座の前に頭を下げていた。もう一つ
の群れは、無関心で不注意な態度で立っていた。御座の前
で頭をたれていた人々は、祈りをささげて、イエスを仰いだ。
するとイエスは、父なる神を仰ぎ見て、神に訴えておられる
ようすであった。光が、父なる神から御子に輝き、御子から、
祈っている群れへと輝いた。その時、わたしは、特別に明る
い光が、父なる神から御子に輝き、御子から御座の前にいる
人々へと及んでいくのを見た。しかし、この大きな光を受けい
れるものは、ほとんどなかった。多くの人は、その下から出て
来て、直ちにそれに反抗した。他の人々は関心を示さず、そ
の光を受けいれなかった。そのため、光りは彼らから去って
いった。ある人々は、それを受けいれて、祈っている群れの
ところへ行って、彼らとともに頭を下げた。この群れはみな、
光りを受けて喜び、彼らの顔は栄光に輝いた。
                            p124~125