11月14日                            「あかしの石」
初代文集―
 経験と幻
                 Ellen G. White
  悩みの時に備えてなすべき務め
 悩みの時の物質的必要のための準備をすることは、
聖書に反することであることを、主は、繰り返してわ
たしに示された。もし聖徒たちが、自分たちのところ、
または、畑に食糧を貯えていたりしても、もし国に戦
争、ききん、疫病が起これば、それは暴徒たちに奪い
去られ、他人が畑の作物を刈るようになることを、わ
たしは見た。それは、われわれが神に全く信頼する時
である。そして神はわれわれをお支えになる。その時
に、われわれのパンと水は必ず与えられ、われわれが
物に乏しかったり、飢えたりすることがないことを、
わたしは見た。なぜならば、神は荒野で、われわれの
ために食卓の用意をすることがおできである。もし必
要ならば、彼がエリヤを養われたように、われわれを
養うためにからすを送ったり、あるいは、イスラエル
のためになさったように、天からマナを降らせること
もなさるのである。
 悩みの時に、家や土地はなんの役にも立たなくなる。
その時、彼らは怒り狂った群衆から逃げなければなら
ない。そしてその時、彼らの財産は、現代の真理の働
きを推進するために用いることができないからである。
聖徒たちが、悩みの時がやってくる前にすべての邪魔
物を切り捨てて、犠牲によって神と契約を結ぶことが、
神のみこころであることを、わたしは示された。もし
彼らが、財産を祭壇の上において、なすべき務めにつ
いて、熱心に祈り求めるならば、神は、これらのもの
をいつ処理すべきかを教えてくださる。そうすれば、
彼らは悩みの時に自由になり、負担となる邪魔物がな
くなる。
                   p127~128