3月12日                             「あかしの石」
初代文集―
 経験と幻
                 Ellen G. White
 主は、心が世の思い煩いに満たされることの危険を
わたしに示された。わたしはある人々が他の刺激的な
本を読んで、現代の真理と聖書を愛する心から引き離
されていくのを見た。また、他の人々は、飲食や衣服
のことで心が悩みと苦労に満たされていた。ある人々
は、主が来られるのははるか遠い先のことだと思って
いる。時は、彼らが期待したより数年長く続いた。そ
のために彼らは、時がさらに数年続くものと考える。
このようにして、彼らの心は、現代の真理から引き離
されて世に従っていく。わたしはこうしたことのなか
に大きな危険を見た。もしわれわれの心が他のことで
満ちているならば、現代の真理から引き離されて世に
従っていく。わたしはこうしたことのなかに大きな危
険を見た。もしわれわれの心が他のことで満ちている
ならば、現代の真理は心からしめ出されて、額には神
の印を押す場所がない。イエスが至聖所におられる時
は、ほとんど終了し、時は、あとわずかしか続き得な
いことをわたしは見た。われわれの空いた時は、聖書
の研究のために費やさなければならない。この聖書が、
最後の日にわれわれを審くのである。
 愛する兄弟姉妹がた、神の戒めとイエス・キリスト
のあかしを常に心に抱いていよう。そして、それに世
の思いと煩いを閉め出していただこう。寝る時も起き
る時もこれを瞑想しよう。人の子の来られることを常
に考えて生活し、すべての行動をとろう。印する時は、
非常に短くやがて過ぎ去ってしまう。四人の天使が四
方の風を引き止めている今こそ、われわれの召しと選
びとを確かなものにする時である。
                   p129~131