3月13日                             「あかしの石」
初代文集―
 経験と幻
                 Ellen G. White
  心霊現象
 1850年8月24日、わたしは心霊現象の「不思議なた
たく音」がサタンの力であることを見た。あるものは
サタンから直接に来たものであり、あるものは彼の手
下たちによる間接的のものであったが、それはみな、
サタンから出たものであった。それはサタンの働きで
あって、彼がいろいろの異なった方法で成し遂げたも
のであった。しかし諸教会や世の中の多くの人々は、
闇の中に閉ざされていたので、それを神の力であると
思い、そう信じている。「民は、自分たちの髪に求め
るべきではないか。生ける者のために死んだ者に求め
るであろうか」と天使は言った。生きている者が死ん
だ者に知識を求めるであろうか」と天使は言った。生
きている者が死んだ者に知識を求めるべきだろうか。
死者は何事をも知らない。あなたがたは生ける神を求
めて、死者のところへ行くのだろうか。彼らは、何事
も知らない死者と語るために、生ける神から離れ去っ
た(イザヤ書8-19、20参照)。
 間もなく、この心霊現象に反対して語ることは、神
を汚すこととみなされるようになる。そして、それは
ますます広がり、サタンの力は増大し、彼に熱心に従
うものの中には、奇跡を行う力を持ち、人々の前で天
から火を降らせることさえするものがあることを、わ
たしは見た。この心霊現象と催眠術とによって、これ
らの現代の魔術師たちは、われわれの主、イエス・キ
リストが行われた奇跡をすべて説明する。そして、多
くの人々は、神のみ子が地上で行われたすべての大い
なる働きは、すべてこの同じちからによって行われた
ものであると信じるようになることを、わたしに示さ
れた(注)。
(注)
 この幻が与えられたときには、心霊術は起こったば
かりで小さかった。霊媒の数も少なかった。心霊術は、
この時以来、全世界に広がりその信者も数百万を数え
るようになった。心霊術者たちは、一般に、聖書を否
定し、キリスト教を嘲笑してきた。これまでに、こう
した状態を嘆いてそれに抗議する者もときどきあった
が、その数も少なくあまり注目をひかなかった。とこ
ろが今では、心霊術者たちは、その方法を変更し、多
くの者は自分たちを「キリスト者心霊術者」と呼んで
いる。彼らは、宗教を無視するのではなくて、真のキ
リスト教の信仰を持っていると断言する。また、多く
の著名な牧師たちが心霊術を支持していることを考え
ると、1850年になされたこの予言が完全に成就される
道が、今や開かれていることを知るのである。なお、
補遺の著者の言葉「心霊現象」参照。
                    p131~132

※今回この「心霊現象」については補遺と付録の中に詳しく説明されていますので、-まだこの「心霊現象」途中ですが-暫くそれらの箇所で言及されています記事を[心霊現象-参照]としてお載せさせていただきます。